器作家 太田春奈  

 

 

 

 

自然や日常のきらめきから受け取った心象形態を器として表現しております。

五感や第六感を使い、心や食べ物が居心地のよい器を研究・制作中です。

 

 

《陶芸の好きな所》

釉薬のガラス質がプルプルに焼きあがるところ

粘土がじわじわ焦げている質感

形が生まれてくるところ

窯から出す時に新しく出会えるところ

粘土の粒子の感じ

使用できるところ

《その他の好きなものごと》

 お抹茶(テーブル茶道の初心者・道具や所作の美しい世界・お抹茶とお菓子が美味しい)

トレッキング(空気のきれいな場所で、のんびり自然と会話する)

鳥を見ること(双眼鏡で見ると、羽や表情、動作が可愛く美しい)

一人旅(風景や街の情報を体感でキャッチするのが楽しい)

温泉(のんびりゆったり温まる、風情と清潔感のある温泉が好き)

英会話(超初心者・英会話のリズムのようなところが面白い)

季節のフルーツ(酸味と甘みのバランスに、採りたての野性味があると感動する)

ごはん(おにぎり、お寿司、ごはんの友と・・・・日本に生まれて良かった)

 


《美術にかかわる歴史》

 

 

高校時代

美術科に進学した私は美術の奥深さ、レベルの高さに「私はダメだ症候群」に陥る(笑)

今になって思うとデッサンの基礎練習を積めた大切な時間だった。

授業で出会った陶芸に癒され、楽しくて陶芸の道を志す。植物の文様が好きになる。

 

浪人時代

ひたすら石膏デッサン、静物着彩、粘土、を繰り返し、無意識でもデッサンが描けるようになる。デッサン力は私の後天的に身につけた財産。

 

大学時代

植物をモチーフにした作品制作

 

 

 

 

 

 

 

「春の風」

松の芽をモチーフにした、おきあがりこぶし

 

 

 

 

 

「植物模様の小ひきだし」(卒業制作)

植物の特徴を模様化するのが楽しかった

空間の空気を変える作品を変える作品をつくりたいと思っていた。

大学院時代

視点を増やしたくなり文化財保存学へ進み、伝統技法などを学ぶ。 

 

桃山時代の志野の持つ空気に憧れる。

 作品が持つ空気、つくる空気の正体が知りたくなる。

「鼠志野草文額皿の再現制作」(修了研究)

現地取材やテストピース制作を盲目的に頑張っていた。表面的には近づけたが、空気の所までは近づけず、解明もできなかった。

卒業後・・・

ふわふわ・空気の癒し

模様への限界を感じた事と頑張り過ぎの反動から、作品もふわふわに・・・

空気を追及したい一心で空気そのものをモチーフに制作

 

森や風の清涼感

空気に具体性を持たせる

ずーっと苦手意識のあった「立体」の苦手克服へ挑む

石膏型の技術を習得

ひかり・妖精のキラキラ

立体&清涼感の修行をやめて、煌めきの追及を始める。

レリーフ的な表現や色の釉薬を取り入れる。

感覚と感覚の変わり目の心象形態を元にした器

感覚と感覚の変わり目にある形を表現

作りたかった空気が出てきている。


1981年埼玉県生まれ

2004年東京芸術大学工芸科陶芸専攻卒業

2006年同大学院文化財保存専攻保存修復修了

現在   埼玉県飯能市にて作陶